労働者に支払われる賃金を時給に換算する方法として、月給を12倍した金額を、1年間の総労働時間数で割るというやり方があります。
この方法によって算出された金額が最低賃金よりも多いか、少ないかということが問題になるのですが、この時に留意しなければならないのが、「サービス残業」というものの存在です。
労働基準法の規定を踏まえるならば、サービス残業も労働時間の中に含まれているわけですから、サービス残業に費やした時間も労働時間に加えた上で計算されなければなりません。
正確な総労働時間を割り出してから、実際に支給された賃金をその時間数で割った金額が、最低賃金を下回っているようであるならば、労働基準法を違反しているということです。
したがって、明確な証拠や確実な書類などを持っているのであれば、使用者を訴えることができるのです。
実際に支払われた賃金に違法性が認められた場合には、正確な総労働時間に対して最低賃金を満たすだけの金額を支払わなければなりません。
あまりにも理不尽なサービス残業に困らされているという人は、じっくり確認してみることをお勧めします。
サービス残業と最低賃金
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